不眠

不眠には主に4つのタイプがあります。

1. 入眠障害：なかなか寝付けない
2. 中途覚醒：眠ってから夜中に何度も目が覚める
3. 早朝覚醒：起きる予定の２時間ぐらい前に目が覚めてしまいその後眠れない
4. 熟眠障害：しっかり寝ているはずなのに日中眠くなってします。

不眠の原因は身体的な要因、精神的な要因、生活習慣があります。

• 身体的な要因：慢性的な痛み、睡眠時無呼吸症候群、甲状腺機能障害など
• 精神的な要因：ストレス、不安、抑うつ、トラウマ、自律神経の乱れなど
• 生活習慣：不規則な睡眠、過度なカフェイン摂取、スマートフォンやパソコンなどのブルーライト、喫煙など

1. 神門(しんもん)：手のひら側の手首の横じわの上部、小指側のくぼみに位置。不眠や自律神経の乱れに効果あり。
2. 労宮(ろうきゅう)：人差し指と中指の間にあり、中指の骨を手首の方へ向かってたどり、最初にあるくぼみに位置する。自律神経の乱れや心身の疲れなどに効果あり。
3. 申脈(しんみゃく)：外くるぶしの下部に位置し、背部の筋緊張を緩め、不眠や頭痛に効果あり。
4. 失眠(しつみん)：不眠の特効穴。足裏のかかとの中央よりのへこんだ部分。不眠に即効性のあるツボと言われている。
5. 膻中(だんちゅう)：体の前面、両乳頭の中間。精神不安などで呼吸が浅く、動悸がするなどの時効果的。
6. 安眠(あんみん)：耳の後ろ、骨の出っ張りの下のくぼみから1.5㎝ほど顔側に位置する。自律神経の乱れを改善し不眠に効果あり。
7. 寛骨(かんこつ)：耳のうしろ側の出っ張っている骨（乳様突起）の下端から約1cm下の内側あたり。頭痛・不眠・自律神経の乱れなどに効果あり。
8. 百会(ひゃくえ)：両方の耳孔（耳の穴）を結んだ線と、後頭部の中央と鼻を結んだ線（正中線）が交わる場所。不眠・眼精疲労・自律神経の乱れなどに効果あり。

当院では、姿勢や筋肉のバランスを整える施術を通じて、身体的な原因にアプローチします。同時に生活環境や心理的な状態も考慮し、個別に合わせたアドバイスや施術を提供いたします。不眠症の治療には個別の状態に合わせた継続的なサポートが重要でありご自身のライフスタイル全体を見直すことが良い結果につながっていきます。